■ご来院時のお悩みは??
・安定剤をずっと使っている
・調整しても一向に合わない
・先生が話を聞いてくれない
・ろれつが回らない
・噛むことにすぐ疲れてしまう
・頭痛がして肩が凝ってくる
・夜になると顎が疲れる
・下の義歯が窮屈
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T様は、こんなにたくさんのお悩みを抱えていらっしゃいました。
当時通院されていた病院では悩みを相談したものの、解決できなかったそうです。
また、「首や肩の痛みは整形外科へ通院しても良くならなかった」とおっしゃっていました。
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■通院していた病院に不信感がありカウンセリングへ
T様は、「自分に合う入れ歯は作れないのか?」と他の病院を探していたそうです。
そんな中、インターネットで調べていて、当院に興味をお持ちいただきました。
仮歯と本入れ歯が作れることと、入れ歯を専門としているクリニックという事で
「ここなら自分の悩みが解決するかもしれない」と思ってくださったそうです。
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■納得がいくまで仮歯の治療を!
最終的に、合計3個の仮歯を作らせて頂きました。
過去に合わない入れ歯を長い間着けていた方の多くが、悪い噛み癖がついてしまっています。この方も例にもれず噛み癖が酷く、一筋縄ではいきませんでした。噛み癖が酷い方は、理想の入れ歯を入れると却って食べられなくなります。そういう方は理想の入れ歯とは少々違った悪癖を取るための入れ歯でリハビリテーション行って頂くと、本当に良く食べられるようになります。
■3つの仮歯の記録
1つ目の理想の入れ歯はこの方のお口にはやはり受け入れてもらえませんでした。なので、悪い噛み癖を取るリハビリテーションを目的とした2つ目の仮歯を作製。
2つ目の仮歯を悪癖が落ち着くまで使って頂きます。年齢が高齢なほど、そして合わない入れ歯使っていた期間が長いほど、悪癖は手強くリハビリ期間は長くなります。
3つ目の仮歯は、悪癖が落ち着いてきたことを確認した上で、本入れ歯を想定した仮歯をお作りしました。そしてその入れ歯で再度リハビリを続けて頂きます。
2つ目の入れ歯の後半期には肩の痛みが楽になってきたと喜んでいらっしゃいました。
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■まずは仮歯で100%の満足が大切
当院では仮歯で100%満足した状態にならないと本入れ歯製作には進みません。
仮歯でご満足いただけない状態で、「本入れ歯になれば良く噛めますよ!」なんてことは絶対ありません。そういう言葉が歯科医師からでたら注意が必要です。
T様も同様で、仮歯を3つ作るといった難しい治療でしたが、ご本人の「この仮歯ぐらい食べられれば100%満足です。」というお言葉を言って頂けてから本入れ歯をお作りしたので、仮歯同様に満足度の高い本入れ歯が出来上がったのです。
T様、「本当に良く食べられる様になったんだよ〜」と大変喜んで頂きました。