O様は過去に病気をされており、麻痺が残っている状態での入れ歯製作でした。
麻痺が残った状態での治療は時間がかかってしまいます。
それは思う様に身体を動かせないことにあります。
治療の段階で上向きや、様々な方向に顔を向けてもらう事がありますが、そういった動きを再現することが難しいのです。
目次
通院していた歯医者さんに不信感を持つように
O様は他の病院でも入れ歯の治療をされたのですが、なかなかご自身に合う入れ歯ができなかったそうです。
病院で入れ歯の治療を続けていたのですが、一向に良くならないことから先生に対しての不信感を持つようになってしまったとおっしゃっていました。
O様の主訴はこちらです。
- 入れ歯を作っても歯が取れ、壊れてしまう
- 入れ歯が安定しなく、食べられない
仮歯を使用するようになってから顔色が良くなりました
今までは食べられないことを我慢し、ストレスを感じながら入れ歯を使用していたそうです。
治療がすすみ、不安が残っているものの確実に食べられるようになったことで私たちを信頼してくれるようになり、本入れ歯製作のご依頼を受けました。
麻痺がある事で、一般的な治療と比べるとスムーズに進まなかったこともあります。
しかし、O様がとても頑張ってくれたおかげで問題なく治療を終えることができました。
最初は筋肉を使う事も出来ず、上手に食べられなかったO様。
仮歯を使用することによって、筋肉がつきお口のリハビリにもつながります。
そのおかげで、本入れ歯は順調に進みO様が満足のいく入れ歯が作れました。