入れ歯とからだのバランス

こんにちは、ゴールデンウイークはいかがでしたか?

今日、入れ歯とからだのバランスについて患者さんから、うれしい報告を頂きました。

今まで右側の歯が殆ど噛んでいなくて
ずっと左側で噛んでいたとのことでした。

この方は下の前歯が右側に向かって低く傾斜しており
左側に比べて右側が斜めに見えるくらい低い状態でした。

今回、上下の入れ歯(まだ治療用入れ歯ですが)を、
左右の高さを揃え、同じ力で噛めるように新製しました。

すると2回目の調整の日に

「先生、以前は、目をつむって歩くと右にそれて行ったんですがそれが良くなってるんですよ。

それに、そう言えば腰も痛くない様な気がする。」

と、おっしゃってました。

頭というの非常に重量が有り

片方に少しでも傾けば
それを修正しようと、反対側の筋肉が緊張します。

これが体の左右の筋肉のバランスを崩し
肩こりや頭痛に繫がったりします。

噛み合わせを治せば、全ての方がそれらが治る、
と言えば眉唾ですが

大なり小なり関係があると思います。

無関係ということはありません。

噛み合わせは、本当に大切です。

入れ歯でもいいので
歯が全部そろっていること

そしてそれらが均等に噛んでいることが重要です。

不揃いや、奥歯がないなどの状態は
残っている歯の寿命も短くします。

からだのため、残っている歯のためにも

是非、歯がない部分を放置しないようにしてください。

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