よくある質問

若々しい顔つきになりたいのですが…

このようにご希望される方は大勢いらっしゃいます。若々しい顔貌は、お顔の“ハリ”と関係し、このハリが極端になくなり、しわが深くなるとその傾向は助長されますこの“ハリ”を義歯(入れ歯)で作ることができ、若々しさを取り戻すことが可能です。

金属床義歯とは?

レジンというピンクの材料で出来ている義歯(入れ歯)の一部を金属プレートに置き換えた義歯を金属床義歯といいます。それにより、床が薄くなるので違和感が軽減される事や食べ物の温度が伝わりやすく発音もしやすくなります。

歯の色はどの色にしたら良いですか?あまり白すぎるのも困るのですが…。

基本的にはお顔の肌の色を参考にして選んでいただいています。日本人の平均的な歯の色というのもありますが、あまりこだわらなくても良いと思います。 見本がありますので、実際に見比べていただくことが可能です。 皆さま、平均より少しだけ白めの歯をお選びになるようです。

抜けそうな程ではないのですが、揺れている歯があります。どうするのが良いでしょうか?

とても悩まれていると思いますが、大まかな方向性での話として聞いてください。その歯の揺れ具合にもよりますが、揺れている歯を残して義歯(入れ歯)を作るか、抜いて総義歯作るかのパターンがあります。その判断基準は、あなたの歯に対する価値観によります。「木を見て森を見ず」ということわざがあります。迷っている歯が森(義歯)全体のバランスを崩さないのであれば、抜かずに部分義歯を作ることができますが、バランスが崩れてしまい、審美的にも機能的にも問題が出る場合はそうはいきません。歯一本は尊いものです。それを寿命いっぱい使いたいというお気持ちもわかります。その時は、今の条件でできる義歯を一度作って、様子を見るのが良いでしょう。反対に、全体のバランスを重要視して、審美的にも機能的にも優れた状態の義歯を作りたいというのであれば、抜いて総義歯を作るのが良いでしょう。

麻酔が怖いのですが、良い方法はありますか?

麻酔の針が刺さる時の痛みを抑える表面麻酔という塗る麻酔をしてから針の麻酔をすると痛みは軽減されます。特に恐怖心の強い方は遠慮なくお話しください。当院は治療全般にわたり痛みの少ない治療を心がけておりますが、麻酔が不可欠な場合もあります。痛みを出さないで治療をするためにも必要なものだと思っていただけると恐怖心も少なくなるのではないでしょうか。

まだ1~2本、使える歯が残っているのですが部分義歯が良いのか、
抜いて総義歯が良いのか悩んでいます。どちらが良いのでしょう?

難しい選択です。またその方の価値観によるところもあります。せっかく残せる自分の歯があるのだから、それを残して義歯(入れ歯)を作りたいと思う気持ちは当然です。しかし、残すことによるデメリットもあります。まずは当院へお越しください。カウンセリングを行い、歯を残した場合や歯を抜き、総義歯にした場合などのお話しさせていただきます。また、お悩みも整理されるのでおすすめです。

以前、一部歯を削って義歯を作ったほうが良いと言われましたが、なぜでしょうか?

ブリッジやインプラントと比較して、義歯(入れ歯)はとてもバランスに対してデリケートな症例があります。例えば、上顎、下顎のどちらかが総義歯でその義歯にかかる力のバランスが悪い場合、義歯の安定に大きく悪影響を及ぼします。つまり、外れやすくなったり、よく食べられなくなったりします。その悪影響を少しでも小さくするために、残っている歯の形を良くしたり、高さを揃えたりすることが必要となります。良い義歯を作るための治療の一環として考えていただき、ご納得のいくまでご質問ください。

歯が1本もなくなった場合、義歯が外れたりしませんか?なぜ外れないのですか?

部分義歯(部分入れ歯)の場合は、義歯のバネが歯にかかり固定されていますが、総義歯の場合はその仕組みが無くなってしまうわけですから、不安になるのも当然です。総義歯で歯が無くても外れたりしないのは、例えば、ガラスとガラスの間に水があると、ぴたっとして離れませんよね。あの原理です。義歯と歯肉の間に唾液が介在して噛む力で歯肉に押しつけられるため、ぴたっとくっつきます。しかし、条件があります。それは質の良い義歯でないとそうはいきません。

歯の根が残っているのですが、抜かなければ駄目でしょうか?

デメリットの方がやや多いように感じられますが、メリットもあります。デメリットでは、残った根がしっかりと治療され、フタがされていないと根を通して骨の中に菌が入ってしまい、感染する可能性が出てきます。またその根の周りに菌が付きやすく、誤嚥性肺炎を悪化させやすくする可能性もあります。私たちが出来ることの1つは、お口の中の菌を少しでも減らしておくことです。フタをしていない根は治療が可能であればフタをする、もしくは抜歯をおすすめします。メリットでは(しっかりと根の中の治療が済んでフタがされた場合)、根の周りの骨が小さく減らないため、前歯などの抜歯で起こる顔貌のくぼみや落ち込みが予防できます。しかし、そのままその上に義歯(入れ歯)を作ると、出っ張ったり膨らんだりしてしまうこともありますので、カウンセリングにてご相談ください。

部分義歯で残っている歯がダメになった場合、義歯は作り直しになりますか?

お作りになった部分義歯(部分入れ歯)の歯の残り方や義歯のデザインによっては作り直さなければいけない場合もあります。しかし、作り直さなくても済むケースもたくさんあります。ご自分の歯を数本抜く場合などは、義歯に歯を足して済むケースがほとんどです。その他、修理という形でまかなえるケースもたくさんありますので一度ご相談ください。

インプラントと義歯の違いは何ですか?

簡単にお話ししますと、歯ぐきを切開して骨に直接ネジを埋め込んで、その上に取り外しのできない歯を作るのがインプラント、それに対して、歯ぐきの上に装着して使う取り外し可能な歯が義歯(入れ歯)です。特徴の比較ですが、インプラントは一般に高額で手術を必要とし、違和感が小さいのが特徴です。それに対して義歯は、インプラントよりは安価で、手術は必要としませんが、レベルの高い義歯でさえ慣れるまでは違和感が残ります。それぞれ程度の差は有りますが、どこを重要視するかが選択の基準になるのではないでしょうか。

インプラント
インプラント
義歯
義歯